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Takeshi Nagasaki

原 始 庭 苑

28th Anniversary Exhibition

N-tree 28周年記念庭園美術展『原始庭苑』のお知らせ

こちらの展覧会は終了いたしました。延べ人数 280人の方にお越しいただきました。ご来場いただき誠にありがとうございました。
11月1日より長崎県、諫早神社にて巡回展を開催いたします。詳細は N-tree 28周年記念庭園美術展『原始庭苑』 長崎 巡回展 のお知らせ。をご覧ください。

展覧会名: 長崎剛志/N-tree 28周年記念庭園美術展『原始庭苑
会期: 2024年 9月28日(土) 〜 10月5日(土) 11:00~18:00 (会期中無休・入場無料)
会場: Gallery 5610 https://www.deska.jp
東京都港区南青山5-6-10 5610番館 Tel:03-3407-5610
オープニングパーティー 9月28日(土) 14:00〜17:00

<関連イベント>
ギャラリーツアー「手で話す。触って話す。」(見えない人、聞こえない人と巡るギャラリーツアー。手話通訳付き。全作品触察可能。) *こちらのイベントは終了いたしました。
開催日時: 2024年 9月29日(日) 14:00〜16:00
会場: Gallery 5610
概要: 作家と参加者、さらには参加者同士が自由に意見を交わす、対話によるギャラリーツアーを実施し「原始庭苑」の世界に迫ります。
参加費: 無料
定員(先着順): 見えない人、見えにくい人 5名(定員に達しました。)
聞こえない人、聞こえにくい人 5名(残り 2名)
その他の人 5名(定員に達しました。)
*会期中はいつでも全作品に触って鑑賞いただけます。作家も常時滞在しますので、どうぞご都合の良い時にお出かけください。

トークイベント「これからの神社仏閣の庭を考える。」(手話通訳付き。) *こちらのイベントは終了いたしました。
開催日時: 2024年 10月5日(土) 14:00〜16:00
会場: Gallery 5610
参加費: 無料
申込み: 不要

オープンガーデン
「今ノ庭 [間・02]」*こちらのイベントは終了いたしました。
開催日時: 2024年 10月13日(日) 15:00〜17:00(軽食あり)
場所: 東京都杉並区

「自然な庭、不自然な庭。」*こちらのイベントは終了いたしました。
開催日時: 2024年 10月20日(日) 15:00〜16:00
場所: 拳山荘 東京都立川市

会期中、写真集『原始庭苑』、オリジナルTシャツ『森森磊磊(しんしんらいらい)』を販売致します。

『原始庭苑』DM / チラシ pdf

 2024年秋、9月28日から一週間、ギャラリー5610(東京青山)にて、長崎剛志/N-tree 28周年記念庭園美術展『原始庭苑』(げんしていえん)を開催いたします。

長崎は、石、木、空気、人間の根元的な関係によって生みだされる庭を、自ら庭園美術と呼び、表現活動をしてきました。そして、近年の神社仏閣のプロジェクトに携わる中で、幼少期の奈良で過ごした原風景が蘇り、庭の道と結びついたことに気がつきます。それは、石舞台の不自然な形象や東大寺南大門の柱(神)に見える木魂に導かれ、美術の道を歩んだこととも繋がります。飛鳥・奈良時代から1400年が経ち、時代が加速する今日、あらためて現代の神社と寺院の庭園を思惟する上で、長崎は『原始庭苑』というテーマを挙げ、以下のように考えます。 

「庭の源流を探すために時代を遡ろうとしても原始にたどり着くことはできない。なぜなら原始は時代とともに今を進み、動くものである。決して原始人や原始美術などの持つ過去に留まったプリミティビティではないはずだ。なぜならそれは、はじまりの創造を意味する。日々の進化のために原始は存在し、人間には原始を生み出す使命がある。したがって原始庭苑は、今にも飛び立つようなエネルギーを持ち、自然のエレメントに人間の精や細胞呼吸をも感じさせるものであり、その空間に立つ時、自然に手をあわせたくなるような気持ちになる庭でなければならない。」

本展覧会は、写真、映像、図面や試作模型、庭を構成する様々な素材を使ったインスタレーション作品、石の彫刻や木板画など、28年間の創作活動を再び組み直すことで見えてくる、<庭苑-芸術>のオリジンを提唱する作品展です。また、2025年にかけて、長崎、奈良、マドリッドを巡回する展覧会として開催を予定しております。

Press Release

原矢神籬の一柱

展示について

ギャラリー内部には、庭園作品の写真、映像、図面、3D模型、ドローイング他、樹木と人間の関係をテーマにした木板画や「諫早神社の御神苑」の庭苑計画案のために制作された空想の説話集『冥庭集(めいていしゅう)』の原画を展示いたします。ギャラリー中央には、破魔矢をモチーフにした柱の彫刻を四方で囲み、その中に入ることができない空間『原矢神籬(げんやひもろぎ)』を新作として発表します。

ギャラリー外部スペースでは、ギャラリーの庭と連動し、木々を擬人化させたインスタレーション、石燈籠を加工した彫刻、鉄を使った照明作品などに加え、今まで実際に施工された竹、玉石などを型取ったブロンズやガラス素材のオブジェを再構成して展示いたします。

会期中には庭園美術作品集『原始庭苑』とオリジナルTシャツ『森森磊磊(しんしんらいらい)』を販売いたします。森森磊磊シャツには表面に「木」背面には「石」の文字がプリントされており、展覧会場でTシャツを着た人々によって庭の風景を表現いたします。また、作品は来場者の方が全て手に触れて鑑賞でき、様々な素材感に親しめます。関連イベントとして鑑賞会やトークイベント、東京近郊の庭園作品のオープンガーデンなども開催予定です。

ギャラリー内外を使い、イベントなどを通して今までの作品と未来に向けた構想案を織り交ぜて展示することで、N-tree 28年間の庭園像を表現いたします。

<巡回展>
展覧会名: 長崎剛志/N-tree 28周年記念庭園美術展『原始庭苑』長崎 巡回展 
会期: 2024年 11月1日(金) 〜 4日(月)
会場: 諫早神社長崎県諫早市宇都町1-12 (Google Map)

庭園ツアーとトークイベント「これからの神社仏閣の庭を考える。」
開催日時: 2024年 11月3日(日)文化の日 13:00〜15:00 
会場: 諫早神社 御神苑
参加費無料/申込み不要/雨天中止