第一フェーズ、ラスト週。今回は石、石、石の仕事。いくつの石を使っただろうか?
「818石のある庭」この庭のタイトルの候補だがまだまだ石を探しにトラックを走らせる。
マニラの石屋。
最初に据えた階段の石周りが最後になった。
大小様々な石に荒い目地のディテール。
この石の回廊は風景としてとらえ調子に変化を付けるようにしてある。
最初は平で歩きやすく均一に。
階段を登っていくとだんだん荒く河岸の様に。
でこぼこに。
途中、青石に赤や白の石を差してアクセントをつけ、最後は初めの調子に戻る。
延段から飛び出した石には柱がのっかる。
フィリピンにくる前に訪れた京都の 西芳寺の石組み に近づきたかったがやはりあの石敷は普通ではない。
次回第二フェーズではこの石組みに熱帯植物をどのようにコラボさせるかがポイントになりそうだ。
日常の中でどのくらい影響や刺激を受けたらいいのか解らなくなる。
そしてそれをどの程度行為に繁栄させればいいのかも。
国を跨ぐと起こる現象か?どこに行っても同じ事をすればいいわけではない。
photography : Niwagocoro