|
|
|
|
長崎は庭のためのアートオブジェをつくるとき、
自然のもつ美しさに対する感動を、そのままの
形に置き換えたいと思います。
その行為はそれらを刻んで形をつくり出すの
ではなく、それを型取ることにより自然を保持す
ることです。竹、石、葉、などの素材はガラス、
ブロンズなどのアートオブジェとして、庭に明か
りや潤いを与えるための要素に生まれ変わりま
す。それらのアートオブジェは美しさへの感動と
共に庭への思い出(MEMENTO)をも内包して
います。 その眼に見ることのできない想いを
物質化する象徴主義的方法は、禅の精神哲学
をもつ日本庭園より影響されたものと言えます。
長崎はこのようにコメントしています。
「私の庭に据えるアートはあまり主張をもってい
ません。浸透して見えなくなるぐらい甘くて曖昧
な雰囲気のものです。」
−プレスリリースより抜粋−
|
|
|
|
|
|