年末は庭の手入れで木に登る。

毎年同じことに気づき、同じ気持ちになる時だ。


Seedsシリーズ最終回として、「なぜ木を切るのか?」

という問いに答えたい。

ここでいう「木を切る」とは、枝の剪定・整枝のことである。


下に据えた、動かない石を見ながら

生き続ける木の生長をコントロールする、無限の行為である。


枝を透かした後に入ってくる空気と光。

それらを絵にしたいと思っている。
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