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2005 Seeds -2
樹霊・木魂の復活 Resurrection of Arbor |
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「樹霊・木魂の復活」というテーマは、庭を手がけ樹木との関わりを持ちながら日々を過ごす版木画家にとって、常に創作の根本と近しい位置にあります。
ひとつぶの種から芽吹き、若き枝を伸ばして育つ樹木がやがてふとぶととした幹を持ちしっかりと根を張って、再び大地に種を撒く
― そうしていのちが繰り返されること、つながりあうこと。あるいは、寄り添って生きること。
その関わりが描くスパイラルは必ずしも円滑ではなく、時に乱雑なノイズに阻まれるものでありながら、内には常に力強さとまばゆさを抱いています。
それは、詩人が捉えんとする光の軌跡でもありました。
本展は、二人の作家がそれぞれの手法を用いた対話によって、静かに、けれど確かに息づく、いのちのありかたを描き出す展覧会です。 |
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